1分で読める 西野亮廣エンタメ研究所(2020年8月18日投稿記事)

西野亮廣エンタメ研究所

記事の要約

  • サービスを提供していたら、必ずどこかのタイミングで均衡点(数字が横ばいになる点)を迎える
  • 均衡点を突破するためにやらなくてはいけないことは「広告を強化すること」ではなくて、「コンテンツのサイズをアップすること」
  • 西野亮廣エンタメ研究所は海外展開を強化するなどギアを入れた結果会員数が2万人ほど増加した

記事全文

おはようございます。

「計算ドリル」を100回言うと、疲れて呂律が回らなくなって、100回目には必ず「スーザンボイル」と言ってしまうキングコング西野です。

#めちゃくちゃ嘘です

さて。

今日は「『均衡点(きんこうてん)』の受け止め方」というテーマでお話ししたいと思います。

経営者(個人事業主、表現者)さんに届くと嬉しいです。

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▼ 均衡点

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僕のオンラインサロンは、立ち上げ当初から右肩上がりに会員数が増えているように捉えられがちですが、実はそうではありません。

都度都度、均衡点を迎えています。

オンラインサロンでいうところの均衡点とは、「入会者と退会者の数が同じになり、会員が増えない状態」を指します。

2万人を超えたあたりで一度目の均衡点を迎え、

3万5000人あたりで二度目の均衡点を迎えています。

2年前ぐらいの段階で、尾原和啓さん(https://salon.jp/obara)が趣味でデータを調べあげ、『西野亮廣エンタメ研究所』の会員数の均衡点を割り出してくださったのですが、「約6万人」という数字が出ました。

今、『西野亮廣エンタメ研究所』は均衡点を迎えているのですが、これは「新型コロナウイルスバブル」が乗った人数なので、概ね、尾原さんの算出どおりの結果が出ています。

#プロって凄いね

サービスを提供していたら、必ずどこかのタイミングで均衡点を迎えます。

僕の家の近所に景気の良いマクドナルドがありますが、人は回転していますが「この十年間、売り上げがずっと右肩上がり」というわけではありません。

『ゴッドタン』(テレビ東京)は15年近く面白いですが、だからといって視聴率が右肩上がりに伸びているわけではなく、どこかのタイミングで「横ばい」になっています。

右肩上がりだった数字が「横ばい」になった時、経営者ならば必ず次の打ち手を探ります。

今日は、そんな話をします。

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▼ 均衡点と広告

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もともと「サロンメンバーを10万人にする」というザックリとした目標を立てていたので、2万人を超えた時に、会員数の伸びが止まった時は、少し狼狽えました。

たぶん、経営者さんなら皆、同じ経験をされていると思います😁

たしか、その当時は「宣伝」を強化してみました。

その結果、少し人数は増えたのですが、そこからまた増えることはありません。

その後も2~3度ほど「宣伝」を強化してみましたが、何度やっても結果は同じでした。

そこで、ようやく気がつきます。

「今の『西野亮廣エンタメ研究所』は2万人サイズなんだ」と。

均衡点を迎えた時、リーダーは往々にして、「新規顧客の獲得」(宣伝)や、「既存客の満足度向上」に努めますが、それよりなにより目を向けなきゃいけないのは「コンテンツのサイズ」です。

面白いもので、『ビジネス書』の売り上げのマックスは「おおよそ30万部」です。

『ビジネス書』というカテゴリーを選んだ時点で、それ以上はいかないんです。

ビジネス書を買う層って、30万人ぐらいしかいないんです。

なので、SHOMROOMの前田さんは『メモの魔力』を書くときに、『ビジネス書』からカテゴリーを横にズラしたんですね。

彼の目標の「100万部」は、『ビジネス書』では届かないんです。

これとまったく同じで、当時、僕がサロン内に発信していた記事のサイズは「2万人」だったんです。

ここから人数を増やす為にやらなくちゃいけないことは、「広告を強化すること」ではなくて、「記事のサイズをアップすること」です。

記事のサイズをアップさせる為には、普段の活動からメスを入れていかねばなりません。

その頃から海外展開を強化し、記事の内容が変化し、広告を強化したわけでもないのに、会員が増えました。

そこから一年ほどが経ち、『西野亮廣エンタメ研究所』は、またまた均衡点を迎えます。

今度は、とくに手を打ちませんでした。

「今、僕が発信している記事は3万5000人サイズなんだろうなぁ」と思ったぐらい。

僕は目の前の仕事と向き合いながら、毎日コツコツと記事を書き続けました。

そんな矢先、『新型コロナウイルス』が世界中を襲います。

くしくも、僕が7~8年準備を進めてきた映画『えんとつ町のプペル』プロジェクトの大勝負の年に、です。

コロナを言い訳にしたくありませんでしたし、コロナによって痛めつけられているサロンメンバーさんを絶対に見捨てたくなかったので、「映画も当てるし、全員守る」と覚悟を決めました。

たぶん、昔から、このサロンにいらっしゃる方は気づいていると思います。

僕の中で、今年の3月あたりに大きめのギアが入ったことを。

今、一年前の投稿を読み返してみると、まだまだ全然ぬるいんですww

3月あたりにギアが入り、その瞬間、サロンの記事のサイズがツーサイズぐらいアップしたのだと思います。

「広告」を強化したわけではないのに、サロンの会員数は、ものの2ヶ月で「2万人」ほど増えました。

これが均衡点の突破策の全てだと思います。

要するに、「原因は『広告』には無い」という話です。

泣いても笑ってもコンテンツ。

均衡点を突破したければ、改善すべきはコンテンツの現在のサイズです。

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▼ 正直に白状します

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『西野亮廣エンタメ研究所』は、6万人を超えたあたりで三度目が四度目の均衡点を迎えたわけですが、とくに今は、発信内容を変えるつもりはありません。

今はとにかく映画『えんとつ町のプペル』に集中したくて、「サロンメンバーを増やす為に、発信内容を改善する」ということはやりたくないです。

ここで映画制作に集中しないと、きっと僕は一生後悔してしまうので。

一方で、「『西野亮廣エンタメ研究所』の会員数が担っている役割」については承知しております。

サロンの売り上げが、今後の作品制作にあてられたり、後輩の挑戦にあてられたり、被災地支援にあてられたり、スラム街支援にあてられたりしていることを僕は知っています。

サロンメンバーを増やすことが、各地域のサロンメンバーさんの交流を生み、サロンメンバーさんが挑戦しやすい世界になることを僕は知っています。

僕はその一切の責任を背負っているわけですが、ここから映画公開までの4ヵ月は、映画制作に集中させていただきたいです。

映画を当てた方が、もっと大きなものを皆さんに還元できるので。

一方で、僕の仕事を更に増やさない形での、予算作りはやらせていただきます。

『スナック西野』がそれにあたります。

大々的に打ち出していませんが(隠しているわけでもないけど)、『スナック西野』の会員登録者数は初回放送を終え、7000人を突破しました。

売り上げは全額寄付します。

まぁ、あんまりいないと思うのですが「もっとサロンの会員数を増やす施策を打てよ」と思われる方がいたらアレだと思ったので……

今日は、こんな話をさせていただきました。

4ヵ月だけ時間をください。

必ず結果を出します。

現場からは以上でーす。

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