1分で読める 西野亮廣エンタメ研究所(2020年9月7日投稿記事)

西野亮廣エンタメ研究所

記事の要約

  • フロービジネス:その都度その都度の取引で売り上げを作っているスタイルのビジネス
  • ストックビジネス:顧客と契約を結ぶことで継続的な利益を得るスタイルのビジネス
  • ハックされにくくするために、影響力があるうちに「コミュニティー」「土地」を押さえることが重要

記事全文

おはようございます。

サロン記事の冒頭のツカミの挨拶と本編に費やしている時間の比率が7:1のキングコング西野です。

#挨拶をやめちまえよ

さて。

今日は「僕らは何に時間を使うべきか?」というテーマで、ここ最近の記事を整理しつつ、話を半歩前に進めたいと思います。

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▼ お仕事のタイプ

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「お仕事のタイプ」というと、『職種(職業名)』や『ホワイトカラーorブルーカラー』などが頭に浮かびますが、ここでは、もっともっと大枠の『フロービジネス』と『ストックビジネス』の話から始めたいと思います。

おさらいを兼ねて、最初に「フロービジネスとは何ぞや?」「ストックビジネスとは何ぞや?」を整理しておきます。

大体こんな感じです↓

≡フロービジネス≡

その都度その都度の取引で売り上げを作っているスタイルのビジネス

(例=コンビニやスーパーや居酒屋)

◼️いいところ

・契約を結ぶわけじゃないので、すぐに売り上げを作れる。

◼️ちょっとイヤなところ

・契約を結ぶわけじゃないので、収入が安定しない(継続的な収入が得にくい)。

≡ストックビジネス≡

顧客と契約を結ぶことで継続的な利益を得るスタイルのビジネス

(例=学習塾や電気やガス)

◼️いいところ

・一定数の会員を獲得できれば収益が安定しやすい。

◼️ちょっとイヤなところ

・会員を集める必要があるので、収益が安定するまでにメチャクチャ時間がかかる。

…だいたい、こんな感じです。

ちなみに『オンラインサロン』は「退会率(解約率)」が意外と高いので、実は「極めてフロービジネスよりの、ストックビジネス」です。

新鮮なネタを投下し続けなければなりません。

多くのサロンが上手くいっていない理由は、サロンオーナーがオンラインサロンを「ストックビジネス」だと思って始めているからだと思います。

お仕事をタイプ分けする時に、だいたい、こんな感じで「フロービジネス」と「ストックビジネス」の二つに分けがちなのですが、西野はそこに「待った!」をかけます。

それが一昨日の記事でサラッと触れた「ハックできた仕事はハックされやすい」という、ハチャメチャに重要なチェックポイントです。

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▼ お仕事のタイプは(たぶん)4種類

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自分がハックできた仕事(とって変わることができた仕事)は、当然、ハックの難易度が低いです。

「攻め落とせた城は、攻め込まれやすい」と言うと、イメージが湧きやすいかもしれません。

一生懸命攻め込んで城を落としたところで、翌日に攻め込まれて城を落とされてしまうと、昨日までの時間がすべて無駄になってしまいます。

したがって、落とすべき城は、「落としにくい城」か、「落とした後に急ピッチで改築工事を進めて『落としにくい城』にできる城」のどちらかだと僕は考えています。

攻め込むポイントを決める場合、この「ハックしやすいか、否か」というチェックポイントは必ず入れておいた方が良いと思っていて、僕は、世の中の仕事を以下の4つに分けています。

①ハックされやすいフロービジネス

②ハックされにくいフロービジネス

③ハックされやすいストックビジネス

④ハックされにくいストックビジネス

それぞれ、例を挙げると、こんな感じ。

①ハックされやすいフロービジネス

→『ZOOM演劇』『美容室』

②ハックされにくいフロービジネス

→『QBハウス(駅前の散髪屋さん)』『NORA』

③ハックされやすいストックビジネス

→『情報を売りにしているオンラインサロン』

④ハックされにくいストックビジネス 

→『土地』

話を分かりやすくするために②を美容室くくりにしてみましたが、今から『QBハウス』のようなことをやろうと思っても、難しいんですよね。

駅前の土地は『QBハウス』が押さえているので(※QBハウスはもはや④かも)。

『NORA』を落とすのも難しい。

技術は勿論のこと「コミュニティー」で繋がっちゃっているので。

なるべくなら、②と④がとれたら最高で、それが難しいなら、①を改築工事して②に、③を改築工事して④にする必要があります。

ハックされにくいようにする為の改築工事(つまり城壁や掘)の正体は「コミュニティー」と「土地」です。

機能(利便性)は簡単にハックできますが、「少々、高くても私は○○さんの店で買う。だって○○さんを応援しているから」という感情は簡単にはハックできません。

土地なんかは、どれだけ結果を出そうが(能力的に地主さんを上回ろうが)、譲ってもらえないと手に入れられないので、ハックの難易度は死ぬほど高いです。

オンラインサロンをより強固なものにする為(③から④にする為)には、「影響力があるうちに押さえられる土地を押さえて、そこに集まり(コミュニケーションを熟成させて)、その土地の価値を上げる」という改築工事をする必要があると思います。

ちなみに、絵本は「④ハックされにくいストックビジネス」です。

親は、自分が子供の頃に読んでもらってハマった絵本を、自分の子供に買い与えるか、『ハズレじゃない』ことが約束されている絵本を自分の子供に買い与えるので、定番化した絵本は『土地』そのものです。

本屋の絵本コーナーには今も「はらぺこあおむし」や「100万回生きた猫」が平積みされていて(土地を押さえていて)、子供は毎年生まれますから、新規利用者が毎年その土地に訪れます。

狙うべきは②と④で、①と③にはあまり興味がありません。

気をつけてなければいけないのは、「①と③は派手な結果(分かりやすい結果)が出る」というところ。

多くの人が、ここに目が眩みます。

たとえばYouTubeの再生回数なんて時間稼ぎでしかなくて、大切なのは「再生回数を稼いでいるうちに、いかに『コミュニティー』か『土地』を押さえるか?」です。

(※ZOOM演劇も最高なんだけど、今のうちにコミュニティーか土地を押さえた方がいい)

自分の仕事を見つめ直す時に、

①ハックされやすいフロービジネス

②ハックされにくいフロービジネス

③ハックされやすいストックビジネス

④ハックされにくいストックビジネス

という4パターンの分け方(整理方法)は一応持っておいた方がいいのかなぁと思います。

現場からは以上でーす。

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