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大人がブラックコーヒーを好む理由はマーケティングに転用できる

すごい大発見をしました。いやもしかするとみなさんすでにご存じのことかもしれませんが、私にとっては目から鱗の大発見だったのです。それはズバリ「大人がブラックコーヒーを好む理由」です。この理由をそのままマーケティングに転用できるのではと思ったので、自分の例もあげつつ説明していきます。

大人の約半数はブラックコーヒーを好む

マイボイスコム社の調査によると、大人の約半数はブラックコーヒーを好むそうです。特に男性でその割合が高いそうで、逆に女性はカフェ・オレ/カフェ・ラッテを好む割合が高いとのこと。二人に一人はコーヒーを何も入れずに飲むというのはなかなか高い割合ですよね。

私がブラックコーヒーを飲み始めたきっかけ

私はもともとコーヒーに少しの牛乳を足して飲むのが好きでした。味も見た目も程よくマイルドになり、かといって甘過ぎることもなかったからです。けれど食材を自分で買うようになってから、コーヒーのためだけに牛乳を買うのが面倒になってきました。牛乳単体で飲んだり料理に使えればいいのですが、今の自分にその機会はほぼありません。面倒どころか、牛乳を買い忘れることもしばしばありました。そんな時は仕方がないのでブラックでコーヒーを飲んでいたのですが、そこでその便利さに気づいてしまったのです。

ブラックコーヒーのメリット

私が実感したブラックコーヒーのメリットは下記です。

賞味期限を気にしなくていい

牛乳は乳製品なので、賞味期限が短めです。自分一人しか飲む人がおらず、一回の使用量も少なめなので、しばしば賞味期限切れに焦ることがありました。牛乳を使い切るためだけにコーヒーを入れる回数を増やすこともありましたが、カフェインを摂り過ぎるのもよくないんだよなぁという思いがよぎり、牛乳に振り回されている感覚を覚えました。ブラックにしてしまえば、この煩わしさから解放されます。

手軽さNo.1

今回の私の大発見はこちら、手軽さNo.1という点です。当たり前じゃんと思われるかもしれませんが、私はこれこそが大人がブラックコーヒーを好む理由なのではないかと考えました。粉を入れてお湯を注ぐだけで完成するブラックコーヒーは、まさにシンプルイズベスト。お金も時間も大幅に節約できます。実際先ほどの調査でも、一番飲まれているコーヒーのタイプはインスタントコーヒーでした。多くの人が手軽さを求めていることがわかります。一度この手軽さ、便利さを味わってしまうと、なかなかまた手の込んだ方には戻ろうと思わなくなりますよね。

大人は手軽さを求めている

もしブラックコーヒーが人気な理由がその手軽さだとすれば、これは他の様々なマーケティングにも転用できそうです。どういうことかというと、これまで別の訴求ポイントを推していた商品に手軽さの側面がないか考えてみるということです。私はブラックコーヒーが人気なのは、渋い味が美味しいとか、ブラックはかっこいいとかそういう理由だと思っていました。このように一つの商品の中にも様々な特徴があるかと思いますが、その中で手軽さを売りにすることができるのではないかという提案です。

手軽さがあればいいのにと思うものは、私の場合ブランド服ですね。多くのブランド服は洗濯機で洗えず、手入れに手間暇がかかるものが多いです。おしゃれは我慢的価値観なのかもしれませんが、「せっかくデザインが可愛いのに手入れが大変そうだから買うのはやめておこう…」となってしまうのは非常にもったいないことだと思います。もしかすると技術面でおしゃれさと手入れのしやすさを両立するのが難しいのかもしれませんが、研究の価値はありそうですし、少しでもお手軽ポイントがあるならそこを売り込み時にアピールすると効果があるのではないでしょうか。

大人にとって時間は大切な資産

手軽さがなぜ求められるかといえば、大人は常に時間に追われているからです。可処分時間が限られる中で、なるべく時間が節約できる商品/サービスを選ぶのは自然なことです。このブログもいたずらに長くすることはせず、なるべく短くかつ密度の濃いものにできるよう頑張ろうと思います。

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