「結果が出ない」と感じることは、誰にとっても一度は経験することでしょう。目標に向かって歩み始めたはいいものの、思うような成果が出ず壁にぶち当たることは一度や二度ではありません。
英語をコツコツ勉強しているけれど成長できている気がしない。プログラミングを学び始めたけど覚えられる気がしない…。
今回は、そんな「結果が出ない」と感じている人に見てもらいたい2つの図をご紹介します。なぜ努力しても結果が出ないのか。成功する人と失敗する人は何が違うのか。
丁寧に紐解くことで、成功者が持っている成功マインドをぜひ手に入れていただければと思います。
結果が出ない人は結果が出る前に諦めてしまっている
結果が出ないと感じることは、自信をなくしたり、モチベーションが低下したりすることにつながります。そして、結果が出ないと感じたときに多くの人はさっさと諦めてしまいます。
しかし、結果が出る前に諦めてしまうと、当然ながらその結果を得ることができなくなります。結果が出るまでには時間がかかることもありますが、その間に諦めずに工夫と努力を続けることが大切です。
そうは言っても全く結果が出ないんだから諦めるのは仕方ないじゃないか
そう感じる方もいるかもしれません。
今回はそんな方に向けて、もしかすると諦めるのが早すぎるのかもしれないことを示す2つの図をご紹介します。
自己研鑽、ビジネス、楽器、スポーツ…。あらゆる分野に共通する根幹のお話になりますので、ぜひ最後までご覧いただけると幸いです。
結果は指数関数的な動きで現れる
結果は時間とともに指数関数的な動きで現れます。
指数関数とはそもそもなんなのでしょうか。指数関数のグラフは、はじめ横ばいからスタートし、わずかに値が増加しはじめ、そこからどんどん増加スピードが早まる形をしています。
これを結果に置き換えると、最初は全く結果が出ない期間が長く続いた後、ある時ほんの小さな変化が起こり、それから急激に結果が出るという展開となります。
このような動きは、さまざまな分野において見られます。例えばビジネスなどでも、最初は芳しくない状態が続いた後少しずつ結果が出始め、最終的には売り上げが青天井になることがあります。
いやいや、そんなことを言われたって信じられないよ…
という声が聞こえてきそうなので、実際に筆者のブログの訪問者数のグラフをお見せしようと思います。
多少の波はありますが、ほぼゼロの期間が長く続いた後突然数字が上がり始めたことがわかると思います。さらにグラフからは見切れていますが、この横ばいのほぼゼロは見切れた先も長くゼロのまま伸びています。
筆者の場合ははじめから「続けること」を第一目標に置いて、超マイペースな更新をしてきたこともあり、訪問者数が伸びるまでかなりの時間がかかりました。
これだけ時間がかかっても途中で挫折しなかったのは、結果の出方は指数関数的になるという知識があったおかげで、最初の1,2年で全く成果が出なくても焦ることがなかったからです。
このように結果が指数関数的な動きで現れることをはじめからわかっていれば、なかなか成果が出なくても焦ることなく、希望を持ち続けて努力をすることができます。
逆にこの知識がなければ、成果が出始める前にさっさと見切りをつけてしまう恐れが高く、それは非常にもったいないことだと言えます。
目標があるのであれば、ぜひ長い観点でみてコツコツと一歩ずつ歩んでみてください。
失敗の道の先に成功がある
結果が出るどころか、失敗に次ぐ失敗で心が打ち砕かれている人もいるかもしれません。
多くの人は失敗を恐れ、失敗することを嫌います。
失敗すると誰だって落ち込むし、避けられるものなら避けて通りたいと考えのが人間の性ですよね。
そういう人は、無意識に成功と失敗の分かれ道があると想像している可能性があります。
成功の道を見極められるのか、あるいはあえなく失敗の道を歩んでしまうのか、その究極の選択で間違いたくない。
もし失敗してしまおうものなら、この道は間違っていたのかと落ち込み来た道を引き返してしまうこともあるかもしれません。
しかし実際の道はこのように綺麗に成功と失敗で分かれてはいません。
むしろ成功と失敗は長く続く一本道であることが多いです。
これは筆者個人だけの意見ではなく、あのGACKTさんが語っていたことでもあります。
上記のように成功と失敗は1つの道になっており、失敗を乗り越えた先に成功があるのです。
逆に言うと成功を望むのであれば、むしろ失敗をたくさん経験すべしということにもなります。
ついつい失敗しないことばかり考えてしまう私たちではありますが、成功者であるGACKTさんが教えてくれているこの成功と失敗の関係性を常に心に留めておくことで、挑戦する勇気をもらえるのではないでしょうか。
筆者自身もこのブログを運営してはや1年半になりますが、いまだにわからないことだらけで試行錯誤を続けながら(時にゼーゼー言いながら)一歩ずつ改善を続けています。
まさにウサギとカメのカメ状態です
失敗の数なんて数えきれないですが、失敗にぶち当たったら次からそこを改善すればいいだけです。
先ほどの指数関数の図のように、数々の失敗を経て急に成功がひょこっと顔を出すものなので、それまで諦めない心が重要です。
致命傷は避けつつ、適正なリスクをとってかすり傷を負いながら前へ進んでいきましょう!(これはリベ大の両学長の口癖です。)
結果はすぐには出ない。それでも胸を張って道を進もう
結果が指数関数的な現れ方をする図と、失敗と成功の一本道の図の2つの図をご紹介しました。
これを知識として持っておくだけで、いざという時挫けず挑戦を続けることができます。
もちろんその道は破滅にしか続いていないという道も時にはあるでしょう。
それを見極めるためにも日頃の情報収集や成功者の言葉に耳を傾けることは欠かせません。
その上で自分がこの道だ!と決めた道があるのであれば、失敗という名のかすり傷を楽しみつつ、時には柔軟に軌道修正も挟みつつ、着実に一歩一歩長い道のりを進んでいけるといいのかなと思います。
挑戦に失敗はつきものです。結果もすぐには出ません。
それでも挑戦しているという事実に胸を張りながら、ともに道の先にある成功を追い求めていきましょう!
▼結果を出すためには毎日コツコツと取り組むことが重要です。みんチャレを活用してみるのはいかがでしょうか。
▼人生はゲームという考え方があれば結果が出ない期間も楽しめるかもしれません。