楽しく英語を学びたい!でも英会話で人と話すのは緊張する…
そう思っている方は多いのではないでしょうか。今回はそんな方におすすめのAI英会話アプリ『スピークバディ』について、1年半続けた感想とメリットデメリットをご紹介します。
スピークバディの概要と料金プラン
スピークバディとは、AIのキャラクターとの会話形式の英会話学習アプリのことです。AIキャラクターとの様々な会話をマイクの音声認識で判定してもらう仕組みになっており、実践的な英語力を鍛えることができます。
累計150万ダウンロード(2022年5月現在)を突破し、2021年度グッドデザイン賞も受賞。今勢いにのっているアプリと言えます。
料金プランは次のとおりです。
期間 | 料金 | 1ヶ月あたりの料金 |
---|---|---|
1ヶ月 | 3,300円 | 3,300円 |
6ヶ月 | 17,800円 | 2,967円 |
12ヶ月 | 23,800円 | 1,983円 |
スピークバディの学習状況
私はこの記事を執筆している時点でアプリ利用開始から612日、約1年8ヶ月が経過しました。1日1レッスン行い、総学習時間は49.2時間となっています。各コースの進捗状況は下記の通りです。
コンプリートまではまだ時間がかかりそうですが、この調子でマイペースに進めれば達成できそうです。
スピークバディの効果
ではスピークバディを続けることでどんな効果があったかと言うと、英語力のスコアが如実に伸びました。
具体的には、まずスピークバディを始める前の私のTOEICの点数が880点でした。そしてスピークバディの学習を続ける中で受けたEF SET Certificateの点数が69/100。TOEICに換算すると945 – 990点に該当するそうです。
間接的な比較なのが申し訳ないのですが、間違いなく英語力は向上していることがわかります。
↓EF SET Certificateについては下記で詳しくご紹介しています。
実際現在仕事で英語のやりとりを行なっているのですが、スピークバディをやっていたおかげでなんとか英語のミーティングでも何を喋っているかわかるようになりました(細かい内容はまだまだ把握しきれていないので引き続き頑張ります)。
また洋画を観ていても、以前より字幕に頼らないで済む割合が増えたことを実感しています。
次からはそんな私が感じているスピークバディのメリットとデメリットについて、詳しく書いていきます。
スピークバディのメリット
まずはスピークバディのメリットです。
語彙力、リスニング、スピーキングをバランスよく鍛えられる
英会話に特化したアプリなので、必然的にリスニング力とスピーキング力を鍛えることになります。
AIキャラクターの会話を聞く際は、はじめはテキストを見ないようにすることで、耳だけで英語をキャッチする力を鍛えることができます。
その後自分のセリフを発音する際は、マイクで音声認識を行い正しく発音できているか判定してもらえるので、相手に伝わるスピーキングというものを習得できます。
またレッスンのはじめにその会話で登場する単語の学習を行うことができるので、英会話を通じて語彙力も同時に鍛えられます。
日本人が特に苦手とするリスニングやスピーキングを集中的に学ぶことができるのは、スピークバディの大きな特徴と言えるのではないでしょうか。
↓スピーキング(声に出して学習すること)がなぜ重要なのかはこちらの記事でご紹介しています。
相手がAIなので気軽に取り組める
もう一つ大きな特徴は、会話相手がAIのキャラクターという点です。
英会話の練習と聞くとまっさきに英語ネイティブとのマンツーマンのやりとりを思い浮かべる人が多いと思いますが、スピークバディはAIのキャラクターが相手をしてくれます。
人間相手だと同じ箇所を何回も繰り返すことにためらいが出てしまったり、そもそも英語に苦手意識がある中でマンツーマンでやりとりすることに高いハードルを感じてしまう人も多いことでしょう。
その点相手がAIであれば、何も気にすることなく自分のペースで学習を進められますし、何度つまずいても焦らずじっくり反復練習することができます。
スピーキングの練習にこういった気軽さをもたらしたスピークバディはとても画期的なサービスであると感じています。
キャラクターとのストーリーがあり楽しく学べる
スピークバディには、目的に合わせた様々なシチュエーションのコースが用意されています。ビジネスコースに取り組んでいた時は、同僚と共に山あり谷ありを経験し、まるで本当に自分がその企業で勤めているかのような錯覚を覚えました。
また最近は「ストーリーで学ぶ英会話」というコースが登場し、シンデレラの世界に入り込んだ体験ができます。誰もがよく知るファンタジーのストーリーの登場人物になれることは新鮮で、楽しみながら学習を進めることができました。
楽しく学べることは、英語学習を継続するための重要な要素です。ストーリーに入り込むもよし、お気に入りのキャラクターを見つけるもよし。自分なりの楽しみを見出せるのがスピークバディの良さだと思います。
タイムリーな話題にも対応
スピークバディのコースの中には「マンスリーコンテンツ」と呼ばれるコースが存在し、毎月タイムリーな話題で英会話を学ぶことができます。例えば5月はゴールデンウィーク、この前の4月はパラリンピックの話題などです。
コロナ禍にまつわるトピックもあり、実際に同じような会話が世界で繰り広げられているのだろうなと感じる、まさに実践的な内容でした。
このように最新のトピックスが毎月更新されるので、続けていて飽きることがありません。
スピークバディのデメリット
ここからは反対に、スピークバディのデメリットについて触れていこうと思います。
音声を正しく認識してもらえないことがある
スピークバディはマイクの音声認識により発音を判定し、星3段階で評価をしてくれます。
たまに何度発音を意識してやり直しても誤った発音だと判定されてしまうことがあり、そのせいでレッスンクリアができないことがこれまで何度かありました。
ただし最近は誤った発音と認定されてもレッスンがクリアできるように基準が緩和された(甘くなった?)ようにも見受けられます。
もしかすると私以外にも同じ状況の人がいて改善を望む声が上がっていたのでしょうか。改善が見られたのでこれから始める方はあまり気にする必要がないかもしれませんが念のため記しておきます。
話題の偏り
いろいろなコースを進めていると、このシチュエーションこの前もあったな、ということが起こります。
私が頻繁に遭遇するのは、スポーツ観戦に行っているシチュエーション、そしてバスケットボールをプレイしようと誘っている/誘われているシチュエーションです。
このようにスポーツにまつわるトピックスが頻繁に登場する割には、そのほかの趣味についてはあまり触れられていないように感じます。
もっと音楽鑑賞やゲームなど、様々な趣味についての英会話が学べるようになるとありがたいなと感じています。
国の偏り
スピークバディには多様なバックボーンを持ったキャラクターたちが登場します。
彼らとコミュニケーションを取る中で様々なタイプの英語に触れるのですが、中でもオーストラリア英語に触れる機会が多いなと感じます。
またビジネスコースの海外出張でオーストラリアに訪れたり、別のコースの留学生活もオーストラリアのメルボルンが舞台になっていたりと、オーストラリアの土地や文化にどんどん明るくなってきている自分に気付きます。
もちろんオーストラリアはとても素敵な国で私も好きですが、他の国や文化も扱ってもらえるとさらに楽しさが増すのではないかなと考えています。
スピークバディで楽しく英語を学ぼう
上記のようにスピークバディのメリットとデメリットを見てきました。
音声認識に苦労したり多少の内容の偏りは感じつつも、トータルでは圧倒的にメリットが勝ると個人的には思っています。
何より気楽に楽しく学習を続けることができるのは、スピークバディの大きな強みだと感じます。
毎日1レッスンずつでいいのでコツコツ学習を続けることで、英会話のスキルは着実に向上していくことでしょう。
ともにスピークバディでの英語学習ジャーニーを楽しみましょう!
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