在宅勤務時の服装はどうすればいいんだろう。出社はしないけど、働くわけだしあまりにだらしないのもよくないのかな…?
今回はそんなお悩みを抱えている方に向けて、ズバリ「パジャマ」をおすすめします。
パジャマ勤務生活の実態
その理由をお伝えする前に、まずは私が実行しているパジャマ勤務がどのようなものなのかご紹介します。
朝目覚めたらその時着ているパジャマのまま業務を開始します。そして1日パジャマで過ごした後、夜お風呂から出た際に別のパジャマに着替えます。24時間365日パジャマ生活と言っても過言ではないかもしれません。
そんなんじゃWeb会議の時に困るじゃないかと思われるかもしれませんが、会議がある時はケースバイケースで対応します。
そもそも私の会社では全員カメラオフにしている会議も多いのでその時は問題ないですし、もしオンにしなければいけない場合でもカメラを上に傾けることで首から上のみ映すことができます。実際何人かの同僚が首から上を映している場面に遭遇したことがあり、私と同じ状態かなと思ったことがありました。
流石に長時間のクライアントMTGとなると安全を期して着替えますが、その時も上半身のみをサッと着替え、会議が終わった瞬間にパジャマに着替え直すようにしています。要するに着替えは最終手段というわけです。
在宅勤務にパジャマがおすすめな理由
なぜそこまで徹底的にパジャマ勤務にこだわるのか。その理由は下記の3点です。
時間の節約のため
一番のメリットはなんといっても時間の節約です。ちょっとパジャマから私服に着替えるくらいで大袈裟なと言われそうですが、実はそんなに大袈裟ではありません。やることを細かく洗い出してみると、
- 何に着替えようかと考える
- パジャマから私服に着替える
- 私服を洗濯して干す
という工程が発生します。それぞれ数分しかかからないとして、それを毎日繰り返すとなるとその時間的損失は甚大です。
どんなにお金持ちでもそうでなくても、時間は等しく24時間だとよく言われますよね。なのでお金持ちほど時間を大切にして、時間短縮につながるお金の使い方をしたりします。
特にお金持ちを目指していないという人でも、何かやりたいことがあるけどなかなか手をつけられていないようであれば、まずはパジャマ勤務に取り組んでみるのはいかがでしょうか。
「決断疲れ」を防ぐため
普段いちいち意識はしていないと思いますが、人間は1日あたりなんと35,000もの決断をしているそうです。
決断の回数があまりに多くなると、「決断疲れ」を起こしまともな判断ができなくなってしまいます。
これを防ぐためにはなるべく多くの行動をルーティーンにしてしまい、自動でその行動が取れるよう工夫するのが得策です。
パジャマから私服に着替えるのなんてたかだか1/35,000の決断に過ぎないように見えますが、これも細かく細分化すると1つの決断では済まないことがわかります。
- いつ着替えるかを決断する
- 何に着替えるかを決断する(気温、上下の組み合わせ、会議中いつも同じ服を着ていると思われないように気をつける、等の判断を含む)
- 目当ての服を見つけるためにクローゼットのどこを探すかを決定する
- 脱いだパジャマを洗濯機に入れにいくタイミングを決断する
パジャマのままで仕事をすることをルールにさえしていれば、上記の決断とは無縁でいられます。
決断疲れを防ぐためにはこういった些細な習慣の1つ1つを工夫していく姿勢が求められるのではないでしょうか。
リラックスしながら集中して働くため
仕事に臨む時の最も理想の状態は、もちろん全集中モードです。そして集中するためには、意外にもリラックスすることが重要と言われています。いわゆる「フロー」状態ですね。
私服でもゆったり着心地がいい服もあるでしょうが、やはり究極の着心地の良さはパジャマにこそあります。体に優しいパジャマに身を包んでリラックスした状態を作り出すことで、初めて純度100%、目の前の仕事に集中できるのです。
「服を着替えないと仕事のスイッチが入らない」という意見を聞くこともありますが、それはまだ在宅勤務の歴史が浅いからだというのが私の見解です。
これまで出勤のために着替えて出かけてきた経緯があるので、仕事をする=スーツor私服という常識が私たちの頭にインプットされているのではないでしょうか。
パジャマで仕事を続けているうちに、着ている服によってスイッチが切り替わるという感覚はなくなっていくように思います。
それにどうしてもスイッチを入れたいのなら、コーヒーを飲むなど別の手段も考えられますしね。
パジャマで効率よく在宅勤務をしよう
パジャマのまま在宅勤務をするメリットをご紹介してきました。
私はパジャマが大好きなのでこのワークスタイルを気に入っていますが、もしお気に入りの服に着替えることで幸せを感じながら働くことができるんだという方がいらっしゃれば、もちろん私服で仕事をされるのがいいと思います。
逆に特に服装にこだわりがない方であれば、ぜひパジャマ勤務を試してみてください。もう元には戻れなくなること請け負いです。
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