ハリー・ポッターには様々なメッセージやテーマが込められていますが、恋愛も欠かせない要素です。
なんと言ってもハリーたちが通うホグワーツは、11~17歳までの少年少女たちが寮で24時間365日ともに暮らす学校です。
恋愛関係が生まれない方がおかしい環境と言えるでしょう。
今回はそんなハリー・ポッターの中の主要人物を厳選し、恋愛相関図を作成しました。
ネタバレになるので、まだ本や映画をご覧になっていない方はご注意ください。
スペースの都合上泣く泣くカットしたカップルもいます、ご了承くださいませ…
ハリー・ポッターの恋愛相関図
ハリー・ポッター&ジニー・ウィーズリー
ハリー・ポッターの主人公ハリーは、親友ロンの妹であるジニーと結婚します。
実はジニーは初めからハリーのことが好きだったのですが、憧れのハリーを前にすると緊張してしまいろくに喋れない状態でした。
そんな状況を見たハーマイオニーから、一度ハリー以外の男性と付き合ってみるというのはどうかとアドバイスを受け、ジニーは他の男性と付き合うことになります。
ただしジニーは完全にはハリーを諦めたことはありませんでした。
そしてハリーとジニーはそれぞれ別の人との恋愛を経た後、ハリーが6年生、ジニーが5年生の時に晴れてカップルとなります。
『ハリー・ポッターと呪いの子』はそんな2人の子どもであるアルバス・ポッターが主人公の舞台です。
ハリー・ポッター、チョウ・チャン、セドリック・ディゴリーの三角関係
ジニーと付き合う前、ハリーの初めての恋人はチョウ・チャンでした。
チョウはハリーより1歳年上のレイブンクロー生。
ハリーはチョウに一目惚れしており、三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)のダンスパーティーのパートナーになってほしいと誘いますが、チョウはすでにセドリック・ディゴリーと行くことが決まっていました。
トライウィザードのライバルであるセドリックは恋のライバルでもあったのです。
しかしセドリックの悲劇的な死の後、チョウは葛藤を抱えながらもハリーに惹かれていきます。
ハリーが5年生の時に2人は晴れて両思いになりますが、チョウの親友がダンブルドア軍団(ハリーが率いていた闇の魔術に対する防衛術を教えるための組織)を裏切り、チョウがその親友を庇ったことで2人の仲に亀裂が入ってしまいました。
そのまま2人はフェードアウト。
ハリーと別れた後、チョウは同じレイブンクロー寮のマイケル・コーナーと付き合い、最終的にはマグルの男性と結婚します。
多くの男性と付き合うことから、チョウがモテモテということがわかりますね。
ジニー・ウィーズリー&マイケル・コーナー、ディーン・トーマス
ジニーの恋愛遍歴も見ていきましょう。
ジニーはジニーで恋愛相手には事欠かなかったようです。
3年生の時にジニーはマイケル・コーナーと付きあいます。そう、後にチョウと付き合うことになる彼です。
なんと、ハリー、ジニー、チョウ、マイケルは綺麗な四角関係を作っているのです。
※ただしマイケルは物語にほぼ登場しないのであまり知られていないように思いますが。。
クィディッチでレイブンクローがグリフィンドールに負けて不機嫌になったため、マイケルはジニーにふられてしまいます。
ふられたマイケルは、レイブンクローのシーカーであるチョウを慰めにいき、2人は付き合うことになります。
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一方ジニーはマイケルと別れるとすぐに今度はディーン・トーマスと付き合うようになります。ディーンはハリーとロンのルームメイトです。
しかしディーンとも長くは続かず、子ども扱いされることに嫌気がさして別れることになります。
そして遠回りをしながらもついに、ジニーはハリーと付き合うことになるのです。
ロン・ウィーズリー&ハーマイオニー・グレンジャー
ハリーの親友であるロンとハーマイオニーが恋人になったことに、読者は衝撃を受けたのではないでしょうか。
なぜなら二人はしょっちゅう喧嘩をしており、むしろハリーとハーマイオニーの方が安定して良好な関係を築いてきたと言えるからです。
とはいえ喧嘩をするほど仲がいいという言葉があるように、ロンとハーマイオニーも彼らなりのやり方で愛情を育んでいたのかもしれません。
ではお互いがいつから相手を意識していたかというと、おそらく4年生のダンスパーティーの時かと思われます。
大ファンだったビクトール・クラムがハーマイオニーをパートナーに選んだと知って、ロンは「クラムは(三代魔法学校対抗試合の)敵だ!敵と仲良くするなんて!」と一気に態度を変えます。
それがハーマイオニーに対する自分の気持ちをはっきりと自覚するきっかけになる出来事だったと思います。
6年生の時にはお互いがかなり意識し合う状況が続き、(すったもんだありながらも)最終的に2人はカップルとなります。
ハーマイオニー・グレンジャー&ビクトール・クラム
ビクトール・クラムは、三代魔法学校対抗試合のダームストラング専門学校代表選手です。
ダンスパーティーの時にハーマイオニーを連れて現れたことにみんなが、特にロンが驚きました。
実はクラムはハーマイオニーのことが気になっており、声をかける機会を伺うためハーマイオニーがいる図書館に入り浸っていたのです。
無事ハーマイオニーとダンスパーティーに出席できたクラムは、お互いの学校についての話題などで話し込みます。
対抗試合が終わり国に帰った後もクラムとハーマイオニーは文通を続け、ロンをヤキモキさせます。
結局はずっとハーマイオニーのそばにいたロンに軍配が上がりますが、もし同じ学校だったらハーマイオニーとクラムが夫婦になる未来もあったかもしれないですね。
ロン・ウィーズリー&ラベンダー・ブラウン
6年生の時にロンが付き合っていたのがラベンダー・ブラウンです。
ラベンダーがロンのことを好きになりアプローチしたことがきっかけで2人は付き合うようになります。
人目を気にせず常に激しくいちゃついていた2人ですが、ラベンダーの行き過ぎたラブラブアピールに段々嫌気が差してくるロン。
一方ハーマイオニーも2人のいちゃつきに激しく傷つきロンとの関係が悪化していましたが、最終的には毒入りの蜂蜜酒で死にかけたロンが無意識にハーマイオニーの名前を呼んだことがきっかけで急速に仲を取り戻しました。
ラベンダーはお見舞いに行ってもロンに寝たふりをされるなどなかなかかわいそうな待遇を受け、ついにロンからふられることになります。
結局ロンは恋愛経験に乏しい自分にコンプレックスがあったので、ラベンダーに恋していたというよりも恋に恋していた側面があったのかもしれません。
ビル・ウィーズリー&フラー・デラクール
ビルはウィーズリー家の長男です。ロンのお兄さんですね。
一方のフラー・デラクールは三大魔法学校対抗試合のボーバトン魔法アカデミー代表選手でした。
2人の出会いも三大魔法学校対抗試合になります。
試合を見にきていたビルにフラーが一目惚れし、その後ビルが勤めているグリンゴッツ魔法銀行にフラーがパートタイムで勤めるようになった頃から2人の交際がスタートしました。
美男美女の組み合わせでしたが、ハリーたちが6年生の時の天文塔での戦いの時に、ビルは狼人間であるフェンリール・グレイバックに噛まれてしまい、顔に大きな傷が残ります。
しかしフラーが動じずに変わらずビルを愛する態度を取ったことで、それまで嫌疑的だったウィーズリーおばさんもついに2人の結婚を認めることになったのです。
リーマス・ルーピン&ニンファドーラ・トンクス
ルーピンとトンクスはともに不死鳥の騎士団のメンバーです。
不死鳥の騎士団は、死喰い人に対抗するためにダンブルドアが結成した秘密結社のことです。ハリーたちにとっての強い味方ですね。
2人は騎士団の活動の中で出会います。
互いに惹かれてはいたものの、ルーピンは自分が狼人間であり貧しいこと、また歳をとり過ぎていることから、トンクスに自分は不釣り合いだと感じていました。
そのためなかなか付き合ってもらえずトンクスは元気がなくなっていましたが、天文台での事件でビルが顔に傷を負った時にフラーが変わらず愛する姿勢を見せたことで感化され、みんなの前でルーピンへ愛を伝えました。
そこから2人は結婚、息子であるテディが生まれました。
魔法界もマグルの世界も青春は同じ
ハリー・ポッターに登場するカップルを一挙にご紹介しました。
長い物語の中でたくさんの愛が生まれてましたね。
純愛、破局、嫉妬、結婚…。マグルの世界と変わらない恋愛模様がそこにありました。
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