寝る前のお祈りで心は整う

生活・習慣

私にはたくさんの日課(ルーティーン)があります。もしその中で今後どれか一つしか続けてはいけないと言われたら、迷うことなく「寝る前のお祈り」を選びます。それほど自分にとって大事な時間となっているお祈りについて、今回は皆さんにシェアしたいと思います。

お祈りってなにをするの?

具体的にお祈りとはなにをするものなのでしょうか。おそらく人によって、あるいは宗教によってもその内容は異なってくると思いますが、神様にお祈りをするという部分は大体の場合において共通しているのではないかなと考えています。
私は幼稚園から大学までほとんどをキリスト教の環境で過ごしたので、ずっとキリスト教が身近でした。そのためお祈りの冒頭ではイエス・キリストの名前を出してお祈りを捧げています。

ここ10年ほどお祈りを続けているので、唱えるセリフは微調整に微調整を重ね今の形になっています。その定型部分だけ下記に記載します。

私たちの源である神、そしてイエス・キリストに、今日もお祈りを捧げます。
今日も1日、楽しく、健康に、そして幸せに過ごしたことに、心から感謝申し上げます。
今日の楽しかったこと、嬉しかったこと、幸せだったことは…
(1日を振り返り7個以上具体事例を挙げる)
明日からも世界中が愛と平和と豊かさに包まれますように。アーメン。

これを聞いて、「えっお祈りってそんな感じだったっけ?」と思われた方も多いと思います。1日の楽しかったことを振り返るなんて聞いたことないと思われるでしょう。なので正確に私の行為を表すなら「感謝の儀式」とでもなるでしょうか。ただ私にとってはこれこそが大事なお祈りのポイントなのです。

お祈りをするメリット

私が実感している感謝を捧げるお祈りのメリットは次の通りです。

幸せ感度が高くなる

日々生活を送る中で、人は様々な出来事を体験します。その一つ一つをいちいち記憶していたら脳の処理が追いつかないので、人間の脳は多くの出来事を無意識下で処理してしまいます。嫌な思い出を忘れることは大事な能力ですが、一方で嬉しい出来事、楽しい出来事まで気づかずにスルーしてしまったらもったいないですよね。嬉しいことに気づかないわけがないと思われるかもしれませんが、意識しないと見逃してしまうような些細な幸せは、実はあちこちに転がっています。その瞬間は気づかなくても、あとでその出来事の重要な意味に気づくことも多々あります。毎晩その日の幸せな瞬間を復習することで、幸せセンサーが磨かれ、毎日を幸せな気分で生きることが習慣化されていきます。

忘れている大事なことを思い出させてくれる

1日を振り返っていく中で、「あっ明日あれを持っていかなきゃいけなかった!」と突然思い出すことがよくあります。学校や会社に忘れ物をすると気分が落ち込みますよね。私はこのお祈り中の気づきで何度救われたかわかりません。思い出して用意をすませた後は、「思い出させてくれてありがとうございます」とお礼を述べてからお祈りの続きを再開するようにしています。

自分がなにを幸せに感じているかを知ることができる

「自分のことはとっくに知っているよ」と思われるかもしれませんが、意外と自分がなにを好みなにに幸せを感じているかは、じっくり思い返さないと気づけなかったりします。「私はこれが好きなんだ」「こういうときに僕は幸せを感じるのか」と自覚することで、また似たような場面でその幸せを再現することができます。幸せについて考えていると不幸になる余地がなくなるので、落ち込みがちな人にもおすすめです。

お祈りで人生を豊かに

毎晩のお祈りによって様々な楽しい出来事、嬉しい出来事を経験してきました。その効果を自分は実感しているので1日も欠かしたくないほどですが、未経験の方からしたらピンとこないかもしれません。物は試し、失うものはなにもないので、ぜひまずは1週間試してみてください。充実した人生を歩んでいきましょう!

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